身長コラム

身長は遺伝で決まる?母親・父親どっちの影響が大きい?最新の研究データ

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周りの子供たちを見ていると、パパの身長とはあまり関係なく、背の低いお母さんのお子さんはやはり背が小さく、高身長のお母さんのお子さんは大きく育っているなあ…と感じます。

これは気のせいなのでしょうか?それとも、特に母親の身長は子供に遺伝しやすいと、最新の研究データでも裏付けされているのでしょうか!?

子供の身長は誰からどれくらい遺伝するのか、食べ物や睡眠、運動など遺伝以外の要素で努力すれば親の身長より最大何cm伸ばせるのか、最新の情報を調べてみました!

身長はどれくらい遺伝するの?

身長はどれくらい遺伝するの?

「子供の身長に遺伝が影響するのはたったの25~30%くらい」などと書かれているサイトもありますが、これは全くのウソ。

最新の研究では、約80~90%の割合で両親の身長が子供に影響することがわかっています。

両親からの遺伝の影響は8~9割!だけど…

これまでの研究から、人の身長に大きく影響する遺伝子は700近くが確認されていますが、身長が遺伝するメカニズムは未知の部分もあり、まだ全てはわかっていません。

ただ、マサチューセッツ工科大学とハーバードの研究者が発表した研究結果によると、背の高さは約80%が遺伝で決まる、ということが解明されました(遺伝の割合は、他の研究機関では90%程度とされることもあります)。

この遺伝の影響は両親だけでなく、祖父母や祖先からのいわゆる隔世遺伝も含まれます。まれに両親よりずっと大きいお子さんも見かけますが、祖先からの隔世遺伝もあるのかもしれません。

また、たまたま身長を高める遺伝子だけが子供に伝わり、両親より飛び越えて背が高くなるということもあるようです。

「子の身長は、両親の身長を決めた遺伝子をベースにして、そこから受け継いだ『身長を高める遺伝子』と『身長を低くする遺伝子』が合わさって決まります。かなり確率は低いですが、たまたま『高める遺伝子』だけが子供に伝わると、両親より極端に身長の高い子供が生まれるケースがあります」(安藤さん)
出典:ライブドアニュース

ただ、やはり低身長の家庭の子供は低身長になる可能性が高いようですね。

では、高身長のパパと低身長のママ、あるいは低身長のパパと高身長のママから生まれた子供は、どちらの遺伝子をより強く受け継ぐことになるのでしょうか?

父親よりも母親からの影響が大きい

子供の顔立ちは父母両方からの遺伝の影響をほぼ五分五分で受けますが、身長については母親からの影響が大きいことが、研究で明らかになっています。

「男の子は父親の身長に影響を受け、女の子は母親の身長に影響を受けやすい」といわれたり、またその逆のことがいわれたりもしますが、子供の性別に関係なく、全体的に母親の影響のほうが大きく、男の子はより母親の身長の影響を受けやすいことが統計によって示されています。

周りを見て「お母さんが小さいと、お子さんも小さいなあ…」と何となく感じていたのは、統計的に正しかったようです。

とはいえ、両親の身長より大きく伸ばすことは決して難しくはありません。

遺伝は関係ないとはいえないけれど、10cmは自力で伸ばせる!>

計算式で子供の身長を予想できる

両親の身長がわかれば、そこから子供が最終的にどれくらい背が伸びるかを予測することができます。

【子供の身長を予測する計算式】

男の子の場合 = (父親の身長 + 母親の身長 + 13)÷ 2 + 2
女の子の場合 = (父親の身長 + 母親の身長 – 13)÷ 2 + 2

例えば172cmのパパ、158cmのママから生まれた男の子の最終的な身長は、

(172+158+13)÷2+2=173.5cm

ということになります。
ただしこの式では両親の遺伝割合などが考慮されていないので、実際にはもう少し低めになるのかもしれません。

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低身長でイヤな思いをする子供は、親の想像以上に多いというデータも

低身長の子供の8割が、 「嫌な思いをした」

子供の身長が低いことに関して、同じ悩みを持つ人が集まる掲示板などを読んでいると、

「うちの娘はおチビちゃんだけど、全然気にせず元気で明るいですよ♪」

などという親御さんからの書き込みをしょっちゅう目にします。

でも実際には、親が思っている以上に子供は自分の身長の低さを気にしていることが、意識調査で明らかになっています。

㈱ファイザーの意識調査によると、「身長が低いことで子供が嫌な思いをした」と答えた親がたったの3割だったのに対して、低身長の子供の8割が「実際に嫌な思いをしたことがある」と答えたそうです。

「低身長で嫌な思いした」約8割 親の認識と隔たり
出典:教育新聞

また、「身長が低くなかったら、今とは違った生活だったと思う」と感じている低身長の人は61.8%もいるのに、親でそう答えた人は17.2%と、現状に対する認識も親子で3倍以上も違います。

親は子供の身長の低さを軽視せず、身長のことでイヤな思いをしていないか、サポートてきることはないかなど、もっと気にかけてあげたほうが良さそうですね…。

それでも子供が将来「身長さえ低くなかったら、今とは違う人生になってたのに…」と悲しむようなことになったら、親としても悲しいですよね。

そこに「子供の身長は親の遺伝が9割!」なんて言われたら、親としての責任まで感じてしまいますが、でも大丈夫。

遺伝の影響が大きいとはいえ、なんと10cm前後は遺伝以外の要素で伸ばすことができるのです!

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遺伝は関係ないとはいえないけれど、10cmは自力で伸ばせる!

10cmは自力で伸ばせる

子供の身長は80~90%が遺伝で決まりますが、残りの10~20%は遺伝以外の要因が関係しています。

「頑張ってもたったの1~2割しか伸ばせないんでしょ?」と思うかもしれませんが、この後天的な要素で決まる1~2割が、実は子供の身長には大きく影響します。

なんと生活環境しだいで、両親より約10cmほども背を伸ばすことができるのです!

低身長治療の専門医である飛田健治先生によると、食事や運動、睡眠やストレスなど環境因子によって、男の子なら±9cm、女の子なら±8cmの差が出ることがわかっているそうです。

つまり、例えば遺伝的に160cm程度の身長になりそうな子供でも、環境次第で150cm程度しか伸びないこともあれば、170cm近くにもなり得る、ということになります。

そのため、両親の身長が低くても、親の身長をグングン抜いて大きくなることは十分に可能なようなのです!

ただ、反対に環境が悪ければ、両親より10cmほども低くなってしまうこともあるので気をつける必要があります。

では、親よりも身長を伸ばすためにはどうすれば良いのでしょうか?

9歳までの生活習慣が大切?

先ほどの飛田健治先生によると、身長が伸びる時期と伸び率は決まっていて、思春期以降は女子では25cm、男子では25~30cm程度の伸びが一般的で、それより大幅に伸びることはほとんどないそう。

つまり、思春期がはじまる頃には、将来の身長がほぼ決定してしまうというわけです。

なので、平均的に思春期が開始する年齢である9歳9カ月(女子)、男子なら11歳6カ月までにできるだけ身長を伸ばしておくこと、そのための環境を整えてあげることが大切なようです。

成長ホルモンは主に就寝中に分泌されるため、しっかり熟睡する(小学生なら10時間以上の睡眠が必要)、運動して体を適度に動かす、体を成長させるタンパク質や野菜を中心に栄養バランスの取れた食事を心がけるなど、規則正しい生活習慣を意識しましょう。

また、リラックスしていない状態では成長ホルモンが分泌されにくいため、ストレスの少ない環境を保つことも重要です。

参考文献:
身長は「9歳までの生活習慣」で決まる
飛田健治(著)

20歳を過ぎても伸び続ける人はいる

思春期までの環境が大切なのはわかりますが、すでに思春期に入っている場合や思春期を過ぎた場合でも、諦めるのは早いです。

骨の端にある軟骨細胞の成長が完全にストップする時期は人によって異なり、20歳を超えても身長が伸び続けたという人もいます。

また、ぐっすり熟睡したり適度な運動、バランスのとれた食事やストレスの少ない環境などは、子供はもちろん大人の健康にも欠かせません。

実際に30歳くらいまでジワジワ伸び続けたという話もよく聞きます。

年齢に関係なく、正しい生活習慣を心掛けたほうが身長が伸びる可能性は高まるといえるでしょう。

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